派遣サイトが数多くありますが、その中には派遣と紹介予定派遣という言葉が出てきます。 同じ「派遣」という文字がありますが、2つはそれぞれ特徴がありますので事前に知っておきましょう!
派遣とは・・・・
派遣会社と雇用契約を結び、労働者派遣契約を結んでいる派遣先企業で仕事をする就業形態です。給与や労働条件などは、雇用契約を結んでいる派遣会社から受けて、業務に関する指示は派遣先企業から受けます。
一般の派遣は、登録型派遣のことを言います。
まず派遣会社に登録して、その後仕事の紹介をしてもらいます。仕事は期間を定めてその期間中のみ雇用関係が生じます。

この一般派遣では、登録すれば必ず仕事の紹介があるとは限らないのです。なお、登録型派遣事業を行なうことができる派遣会社は、厚生労働省があらかじめ許可した会社だけとなっています。
求人誌等でもよく見かけると思いますが、「般○○―○○―○○○○」という数字は、その会社に与えられた許可番号です。 この許可番号は、派遣社員のフォローや管理が十分できる資力や施設、システム等を持っていることが許可の条件です。 登録する派遣会社がこの「許可」を受けていることを確認しておくことも大切です。
紹介予定派遣とは・・・
今注目を浴びている派遣のワークスタイルですね。派遣先企業に正社員、契約社員、パート・アルバイトされることを前提とし、一定期間(最長6ヶ月)派遣にて働く形態をいいます。
派遣期間中に派遣スタッフ・企業側ともに、仕事や会社に合っているかを見極めることができる就職活動としての利点があるのです。
紹介予定派遣は、数ヶ月間派遣社員として派遣先で働いた後、その派遣先に採用される就職型派遣です。
派遣期間中に、派遣社員と派遣先が正社員として働くかどうかを見極め、派遣期間終了後にその決定を行ないます。その際、スタッフの側からも派遣先企業の側からも断ることができるのです。